Tesla新型Roadster公開 ガス噴射で上に加速!?
Teslaは米国時間2026年10月15日、次世代スポーツカー「Roadster」を発表しました。ラインアップは3種類で最上位の「Rocket」はガス噴射で上へも加速できる1人乗り仕様。どんな仕様なのでしょうか。

3つのバリエーションと加速性能
Teslaは米国時間2026年10月15日、公式Xで次世代スポーツカー「Roadster」を発表しました。同社は公式サイトで、予約の受け付けも始めています。
バリエーションは3種類です。予約販売で公道を走れる2人乗りの「Performance」、後部にコールドガス・スラスターを備えた限定販売の「Thrust」、そして1人乗りの「Rocket」です。「Rocket」は、選ばれしユーザーのみ入手できるとされています。3つの性能差は、停止状態から時速60マイル(約97km=編集部換算)に達するまでの時間にはっきり表れます。
| Performance | Thrust | Rocket | |
|---|---|---|---|
| 乗車定員 | 2人 | 2人 | 1人 |
| 0-60mph加速 | 1.6秒未満 | 0.9秒未満 | 0.59秒未満 |
| 最高速度 | 非公表 | 非公表 | 230マイル超 |
| 公道走行 | 可 | 非公表 | 承認されていない |
| 販売方法 | 予約制 | 限定販売 | 招待制 |
最上位の「Rocket」は、時速60マイルまでわずか0.59秒未満で到達します。公道を走れる「Performance」の1.6秒未満と比べても、半分以下の時間です。航続距離は3種すべてで300マイル(約483km)超を確保し、「Rocket」の最高速度は時速230マイル(約370km)超に達します。
<用語解説>
コールドガス・スラスター=ガスを噴き出す力で車体を押す噴射装置
上方への加速を生む「コールドガス・スラスター」
「Rocket」の特徴は、加速の数字だけではありません。車体の周りに付けたコールドガス・スラスターにより、前方だけでなく上方への加速と、横方向の回転ができます。スラスターの推力は、モーター駆動の電動アクチュエータで精密に制御されます。
さらにTeslaは、車体下部に取り付けたダウンフォースを生む吸引システムにより、逆さま状態でも車体を停止させられるとしています。SpaceXの部品を追加すれば、性能をさらに高められるともしています。
このほか車体には、可動式のファンとウイング、操舵を電気信号で伝えるステアバイワイヤー(ハンドルは飛行機の操縦桿に似たヨーク型)、車高を下げる「Track Mode」が備わります。軽量化のため、素材にはマグネシウムやチタン、カーボンファイバーが使われています。
「Rocket」は公道走行が承認されておらず、一部の地域では提供されません。販売は招待制です。
予約にあたっては申し込み当日に5,000ドル、10日以内にさらに45,000ドル支払う必要があるとしています。10日以内に支払わない場合、予約はキャンセルされることがあります。
クルマの概念は今後どこへ飛んで行ってしまうのでしょうか。


