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JAXAの再使用ロケットが「高度11mからふわり着陸」に成功! なぜ「たった40秒」の初飛行が日本ロケットの転換点なのか

·2026-07-16·読了 5分

JAXA(宇宙航空研究開発機構)は2026年7月11日、再使用ロケット実験機「RV-X」の初の飛行試験を実施し、離陸と着陸を完了しました。飛行時間は約40秒、最高高度は約11m。なぜこの小さな一飛びが、日本のロケット開発の転換点となるのでしょうか。

高度11m、約40秒の初飛行

機体は垂直姿勢のまま上昇し、水平移動して着陸しました。高度も移動距離も速報値でほぼ計画どおりです。RV-Xは、同じ機体を短い間隔で繰り返し飛ばす運用方法を確立するための小型実験機です。

RV-X 再使用ロケット実用化への道 1 初飛行成功 高度約11m・約40秒(2026年7月11日) 2 次期試験 高度約100mへの飛行試験 3 最終目標 基幹ロケット1段目の再使用 ロケットの再使用に現在成功しているのは米国のみ(JAXA公式)。垂直着陸データの国産取得が今回の価値
図:RV-X 再使用ロケット実用化への道編集部作成

なぜ「ふわり」が難しいのか

着陸時は、推力を下げると燃焼が不安定になりやすいエンジンを絞りながら、機体重量と釣り合わせて降下します。縦長で重心が高い機体の姿勢維持は、倒立振子(手のひらにほうきを立て続けるような不安定さ)の制御に例えられます。

JAXAは公式ページで、ロケットの再使用に現在成功しているのは米国のみと明記しています。この運用データを自前で取得することに今回の価値があります。次は高度約100mまでの飛行試験です。その先で、基幹ロケット1段目の再使用による打ち上げコストの低減を目指します。

出典(一次ソース)

  1. JAXA研究開発部門「基幹ロケットの再使用化による打ち上げコストの低減」 https://www.kenkai.jaxa.jp/research/rvx/rvx.html

装備仕様・作戦情報は執筆時点の公開情報に基づきます。

免責本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の行動や投資、軍事作戦その他の専門的助言を目的としたものではありません。装備仕様や作戦情報は執筆時点の公開情報に基づきます。