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「年間生産能力を25%引き上げ」 米・新型ステルス爆撃機の組立ライン着工

米空軍省とノースロップ・グラマンは2026年9月29日、ステルス爆撃機「B-21レイダー」の新しい最終組立ラインの起工式を行いました。量産化への体制作りが、いよいよ本格化しています。

2026-10-02
カリフォルニア州パームデールの空軍第42工場で行われた、B-21レイダー新最終組立ラインの起工式(2026年9月29日)。
カリフォルニア州パームデールの空軍第42工場で行われた、B-21レイダー新最終組立ラインの起工式(2026年9月29日)。
写真:U.S. DoD / DVIDSPublic Domain (U.S. Government work)

生産能力を25%引き上げる新施設群

米空軍省(DAF)とノースロップ・グラマン(米大手軍需企業)は2026年9月29日、カリフォルニア州パームデールにある空軍第42工場(Air Force Plant 42)で、新型ステルス爆撃機「B-21レイダー」(レーダーに探知されにくい形状の爆撃機)を製造する最終組立ラインの起工式を行いました。

着工したのは、延べ100万平方フィート(約9.3万m²=編集部換算)超の新しい施設群です。この施設群は、B-21の年間生産能力を25%引き上げるために造られたもので、統合軍(陸海空など複数の軍種を束ねた実働部隊)の戦闘力をより早く高めるために生産能力が拡大されるとされています。

これまでB-21の最終組立は、同じパームデールにあるノースロップ・グラマンの施設で行われてきました。初号機は2027年、サウスダコタ州エルズワース空軍基地へ到着する予定です。製造設備の拡張は、どれだけ速く機体を送り出せるかを決める段階に入っているのです。

ノースロップ・グラマンはこの量産体制の強化に向けて、デジタルエンジニアリング(設計や検証をコンピューター上のモデルで進める手法)と製造インフラの確立のために、すでに50億ドル(約7,500億円=1ドル150円で編集部換算)超を投資したとしています。

新たな爆撃機の製造を支える裾野は広く、産業界と空軍を合わせて8,000人超が従事し、部品を供給するサプライヤーは40州の400社超におよびます。今回の新施設群は、生産能力の強化だけでなく、より早期の供給を下支えする形になります。

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