「世界初の完全自律格闘」誕生か リングで人と対峙する小型ロボットの正体とは
Unitree Roboticsが2026年9月7日、「世界初の完全自律格闘」ができるヒューマノイドロボットの動画を公式YouTubeで公開しています。

Unitree G1(同社製品ページの公式レンダリング=イメージ図)
図版:Unitree Robotics発表元の報道用素材(権利は発表元に帰属・報道目的での利用)
39秒の映像に写る機体と世界モデル
動画はUnitree Roboticsの公式YouTubeチャンネルが2026年9月7日に投稿した39秒の映像です。タイトルは「世界初の完全自律格闘」をうたっています。
「世界初」はあくまで同社の主張ではあるものの、映像には、ボクシンググローブを着けたロボットと、防具を着けた人がロープで囲まれたリング上で対峙する場面が映し出されています。
同社の説明文によれば、ロボットの動きを支えるのは世界モデル「UnifoLM-X2-1.0」(ロボットが周囲の動きを予測して次の行動を決めるAIモデル)です。瞬時の計画や意思決定の課題を乗り越え、ヒューマノイドの完全自律の格闘を実現したとしています。
機体の型番に関しては、タイトルにも説明文にも公式サイトにも記載がありません。対戦相手の胸ほどの背丈、白とグレーの外装、角型のバックパックという特徴から、小型機G1とみられます(編集部推定)。
G1は立位1,320mm、バッテリー込みの重量が約35kgのヒューマノイドです。成人サイズのH2(立位1,820mm)と並べると、ひと回り小さい機体です。
同社は2026年7月9日にも、ヒューマノイド格闘大会「CMG 2026」への動画を投稿しています。格闘は同社が続けてきたデモ領域で、今回はそこに「完全自律」という機能が加わったとしています。
試合の形式や勝敗は詳しく公開されていないものの「完全自律の格闘」がどんな動きなのかは、39秒の映像で確認できます。本格的なロボット時代の到来に、また1歩近づいたことを感じさせる内容です。


